V2H(Vehicle to Home)推進事業

   

V2H(Vehicle to Home)とは


V2Hとは「Vehicle to Home」の略で、クルマに蓄えた電気を自宅等で使う仕組みになります。
電気自動車(EV) の急速な普及に伴いEVを系統接続し、EVの車載蓄電池を活用することで充電だけでなく、蓄電した電力を系統に供給する技術であるV2Gの実用性が注目されています。
日本は、2018年時点のEV保有台数で、中国、米国に次いで世界第3位であり
、2030年までに乗用車の新車販売に占めるEVの割合を、20〜30%に拡大することを目指しています。

V2Hのメリット


① 停電や震災などで停電した場合でも、車のバッテリーから電力を取り出してご自宅で使えます。

② 一般的な家庭用の蓄電池よりもバッテリー容量が大きいので、エアコン、お風呂、調理器具などが、
 
同時に使え、停電時でも、いつも通りの生活を送ることができます。

③ 太陽光パネルで発電した電力のうち、家庭内で利用しない分を車のバッテリーに貯めておくことで、
 
要な時に自宅用の電力や車の電力として無駄なく利用しエコな暮らしを実現します。

④ 太陽光発電システムの発電した電力を車のバッテリーに充電(蓄電池の代用品として利用可能)でき
    
ことであり、災害時や夜間帯など車から家庭内に電気を供給することで、非常用電源として利用
   た
り電気料金の節約ができます。

⑤ 車がガソリンを使用しないので、自然災害時等にガソリンスタンドに並ぶ必要がありません。

買電単価と売電単価

V2Hを導入すると、太陽光発電システムの発電電力を電気自動車に充電することができますので、発電電力の買取価格より電力会社からの購入単価の方が高ければ、電気自動車の充電など自家消費に充当した方が経済メリットが大きいです。
逆に、電力会社からの購入単価より発電電力の買取価格の方が高い場合、余剰発電電力は最大限売電し、夜間帯の電気代が低価格の時間帯に電気自動車に充電した方が経済メリットが大きいです。

V2Hのデメリット

最大のデメリットは、車のバッテリーが劣化することになりますが、車のバッテリーは、家庭用蓄電池と比較すると圧倒的に耐久性が高いので、急激な劣化は考えにくいですが、蓄電池の寿命はサイクル(充放電)回数と使用容量に連動しますので、電気代の節約や車の燃料費の節約に特化し、車が使用不可になったら導入による経済メリットはなくなります。
特に、定常的に昼間に車を利用する場合、太陽光発電システムの発電電力を車に蓄電できないので、家庭用蓄電池に蓄電する必要があり、家庭用蓄電池の蓄電電力を夜間帯に車に供給できますので、災害時は、まず、蓄電池の充電電力を家庭内に供給し、電力が不足する場合、車の電力を家庭内に供給します。
V2Hのみを導入しても、災害時に車の蓄電電力を家庭内に供給できますが、車は、非常時には移動手段としても重要な存在となり、車の充電電力は移動のための貴重な燃料となりますので、浪費はできないことになります。

V2H(Vehicle to Home)推進事業について

当社では、再生可能エネルギーの普及・促進、安全な食物の提供、安心できる住まいづくりの一環で、自宅の避難所機能の強化に付帯する様々な事業(耐震補強・屋根リフォーム・外壁リフォーム)を展開していますが、本事業は、それらの事業の集大成ともいえる事業になります。
自然災害に対する危機意識の向上により、太陽光発電と蓄電池の普及率は年々、増加していますが、まだまだ足りていないのが実情ですので、当社の地方活性化事業の提携地方自治体にお住まいの住民の皆様限定で、V2Hの初期費用ゼロおよび実質ゼロでの導入を提供します。




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