電気自動車(EV)用急速充電器

 
急速充電器
 

電気自動車(EV)用充電器の種類

   

普通充電設備

 

急速充電設備

家の駐車場にも設置できる充電設備
 
わずか30~60分程度で80%充電。
イラスト
 
イラスト
レストランやレジャー施設、旅館等、長時間の駐車が想定される場所や自宅での充電に用いられる充電器。充電時間の目安は、EVであれば4~8時間程度です。 道の駅やコンビニ、高速道路のSA等、短時間充電が求められる場所への設置を想定した充電器。EVなら30分~60分で80%程度まで充電できます。

電気自動車(EV)用急速充電器


急速充電器は、一般的に電源は「3相200V」を使用します。
急速充電器の充電速度は、普通充電器の約30倍にもなるので、
滞在時間が比較的短いサービスエリアやコンビニエンスストアなどに設置されているケースが多く、トイレ休憩などをしている15~30分の間で約80%充電することも可能です。
しかし、急速充電器は、一回の充電で約50kWもの電力を使用するので、普段から多くの電力を使用している施設には設置が可能ですが、一般家庭や小規模事業所などの低圧需要家では、急速充電器の設置は難しいといえますが、緊急時対応として、電欠に対するEVユーザーの不安感解消の役割も果たしており、安全設計で操作も簡単なのでセルフで充電できます。

電気自動車(EV)用普通充電器


普通充電器は、家庭のコンセントに充電プラグを挿し込んで使用することができ、およそ8時間前後で充電が完了するケースが多く、「交流単相100V」または「交流単相200V」充電できます。
電気料金のプランは昼間に比べて深夜の方が安いことが多いので、夜寝ている間に電気自動車を充電し、朝になればフル充電になっていれば電気代を抑えることができるので、一般家庭では、この充電方法が一般的です。

電気自動車(EV)の充電スポット


全国各地に増えてきている充電スタンドの主な設置場所は以下になります。

1.コンビニエンスストア
2.ショッピングモール
3.レジャー施設
4.道の駅
5.ホテル・旅館
6.カーディーラー
7.サービスエリア・パーキングエリア
8.公共施設

電気自動車(EV)の充電時間


1.普通充電器の充電時間
  普通充電器は、約4時間〜8時間でフル充電できるので、ホテルや旅館といった長時間の滞在が想定
  される場所などに設置されています。

2.急速充電器の充電時間
  急速充電器は、道の駅、サービスエリアやパーキングエリアといった短時間の滞在で充電が可能な
  場所に設置されており、容量により充電スピードが違います。

  20kW:約30分〜60分  
  40kW〜50kW:約15分〜30分

  ※急速充電器での充電は、バッテリー負荷の観点から、フル充電の推奨はされておらず、80%程度
   が上限の目安になります。

電気自動車(EV)の充電料金


電気自動車(EV)での外出時に充電したいときは、充電スポットに設置されている充電スタンドで充電が可能ですが、
充電スタンドでの充電料金は、無料と有料があります。
充電スタンドでの充電には、「充電認証カード」が必要になりますが、充電認証カードとは、各自動車メーカーや複数企業の提携のもと発行されている充電時に利用する月額制の会員カードになり、発行費用や月額料金などは各発行カードによって異なり、別途、時間ごとの料金が加算される場合もあります。

以下の料金は、一般社団法人 次世代自動車振興センターのホームページより引用

「充電認証カード」の利用料金
・入会金・登録料:約1,500円
・普通充電器の月額費用:約   500円〜2,500円
・急速充電器の月額費用:約1,500円〜5,000円

 時間ごと料金
・普通充電器:約  70円〜150円 / 1時間
・急速充電器:約250円〜600円 / 30分

※急速充電器は、約30分で80%の充電に達する車種が多いことから、30分ごとの料金で表示。

充電器の設置費用(本体・工事費込み)


 ・普通充電器:
スタンドタイプ:約50万円〜100万円

 ・急速充電器:約300万円〜1,500万円

電圧


一般的に日本の家庭で使われる100Vでも、電気自動車の充電は可能ですが、充電に長時間かかるので、家庭用コンセントからの充電は推奨されておらず、エアコンなどの家電と同じ電圧である200Vを使うケースが多いですが、200Vの電圧を引き込むために必要な工事費用は約10万円〜20万円程かかります。

電気自動車(EV)用急速充電器について


電気自動車(EV)用急速充電器は、電気自動車用の充電器なので、ガソリン車にはガソリンスタンドが必要なように、電気自動車にも充電ステーションは必要です。
最近では、国の手厚い補助金もあり、充電ステーションは、地域により片寄りはありますが、ガソリンスタンドと比較した場合、その数は、ガソリンスタンド100に対し70前後まで増えてきており、以前のように、充電ステーションを
探し回ることは少なくなりました。
また、各自動車メーカーが、電気自動車の比率を高めているので、近い将来には、充電ステーションの数が、既存のガソリンスタンドの数を上回るのは確実です。
電気自動車は、CO2や排ガスを全く排出しないので、地球温暖化の抑制や人間の健康には最適な移動ツールであり、ほかにも、
ガソリンは、原油価格の影響をダイレクトに受けるため価格は安定せず、今後高くなる傾向にありますが、電気は、原油価格の影響をさほど受けず燃料費も安く抑えられ、最大の特長は、ガソリンスタンドに行かずに充電できる点にあります。
しかし、気を付けなければならないのは、電気自動車を動かすための充電器の動力源となっている電気をどのように作るかで、地球温暖化の抑制に対する貢献度が大きく変わるということであり、電気自動車が、いくら走行中にCO2を排出しなくても、その動力源を作るのにCO2をたくさん排出してしまっていたら、意味をなしません。
一方、その動力源を太陽光発電やバイオマス発電など、地球環境に負荷の少ない再生可能エネルギーで補うことができれば、地球環境保全に大きなインパクトを与えられるので、地球環境を考えると、電気自動車と再生可能エネルギーはセットで考える必要があります。
繰り返しになりますが、電気自動車は、優れた製品であり、充電器は、その優れた機器を活用する場合には、必須なアイテムになりますが、その動力源となる電気を、今のように火力発電所などで作った電気を使っていたのでは、真の意味で、地球環境に優しい行為とは言えません。
当社では、この問題を解消するために、今回、再生可能エネルギーを動力源(直接型・託送型)とする急速充電器の初期費用0円設置を事業化し、すでに、事業化をしている電気自動車(EV)の初期費用0円事業とパッケージ化する事により、急速充電器の電源を、100%再生可能エネルギーにするビジネスモデルを構築しましたので、このパッケージを、今後、全国に普及拡大させていきます。



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